ファイルベース時代ならでは「データ消失」に備えた総合的構成

NASを使用したデータ共有編集環境を望まれる方は多いですが、NASがクラッシュした際のデータ保全をきちんと検討される方が非常に少ないのが現状です。データ保全機器に向ける予算が削除される事はよくありますが、ぜひ保険だとご理解いただきたいところです。
この構成での提供できる機能は、
(1)高速NASによるデータ共有しての4K/HD動画編集 (2)編集用マシンはWindowsとMac混在が可能 (3)編集ソフトはPremiere Pro、EDIUS、DaVinciResolveが使用可能 (4)スイッチングハブと高速NASは100ギガビット・イーサネットを2回線束ねての200ギガで接続(5)編集機とハブは10ギガのSFP+でLC-LCケーブルで接続。これにより通信が双方向で行われるためアクセスがより安定し高速に (6)高速NAS内のデータはバックアップ用NASにリアルタイムにデータミラーリング (7)ミラーリング(バックアップ)はNAS標準装備のHBS機能で実行 (8)編集用高速NASがクラッシュした場合はHBSを使用してバックアップNASからデータを復元(9)バックアップNASがクラッシュした場合に備えてLTOテープ・チェンジャーで自動バックアップ(10)LTOへはデータ復元に効率の良いP5 Backupで自動運行 (11)データの可用性を高めるLTOへのアーカイブをP5 Archiveで任意に実行 (12)LTO運行操作は専用のマシンで実行
高速NAS内のデータをNASとLTOでバックアップを2重化しているので、NASが2台ともクラッシュしてもLTOからデータを復元することができます。
